ジャバラ
自由に伸縮する部分(ベローズ)を持つ継手をジャバラと呼びます。
鋼線のリングを挿入して山、谷を作り大きなストロークを持たせたり、
高圧に耐える仕様にも製作出来ます。
非金属伸縮継手
金属ベローズに比べて、動きの速い大きな変位に追従できます。
多種の材料を組合わせて500℃以上の耐熱仕様のものも製作可能です。
取合い部分の形状
通常はフランジ形状とし相手側ダクト等に穴をあわせてボルト留めをします。鉄、ステンレス、塩ビ 等で製作できます。
他にバンド締めタイプ、フランジ/バンド複合タイプ等、各種製作可能です。
ガイド穴付きリング
伸縮量が大きいジャバラの場合、ガイド穴付きリングをガイド棒に通して使用し、うねりや垂れを防止します。
内筒/スリーブ/バッフル
取り付けることにより流体の流れをスムーズにし、ジャバラ内部の磨耗を防止します。
金属製、布入りゴムクロス製、PTFE製等 各種製作可能です。
2つ割ジャバラ
シャフト部分を分解しなくても被せて後でファスナーを閉じるだけの交換容易なタイプのジャバラです。
常温~常時200℃までご使用可能なジャバラが製作可能です。
中間板
ジャバラ全長が長いときシリンダーやボールねじへの接触防止用の軸受けとして要所に挿入します。
2つ割ジャバラの場合は、中間板も2つ割りで製作いたします。
アース線
継手取合い部分の挟みこむことにより、流体のリークを防止します。
一般的にゴムシート、ゴム引きガラスクロスを使用します。
臭気性ガス、腐蝕性ガスにはテフロンコートパッキンを使用します。
内面テフロン貼り
ジャバラ内部をPTFEシートで製作し耐磨耗性、耐薬品性を高めます。
腐蝕性の流体に特に有効です。
常温以下でのご使用の場合には、超高分子量ポリエチレンフィルムでの製作も可能です。
アース線
静電気防止用として網線をジャバラに装着して内部の紛体の滞留を軽減します。
最小収まり寸法
最大寸法が足りていても、取付部分が一番縮んだとき、その隙間にジャバラが収まるかどうかも重要です。
ご注文の際はその寸法も併せてお知らせください。